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Channel: 頑張れ!磐田のアスリート
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SDA 王滝MTB100kレース 完走

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毎年恒例の王滝村のMTBレース100kの日がやってきた。
土曜日に受付を済ませるとがけ崩れのたためコース変更がありいつもより10K短くなるとの説明があった。近くに貼ってあったマップを見るとチェックポイント1(CP1)までがコース変更となりその後は同じらしい。今年は宿が取れなかったので会場でテントを張った。去年までのスペシャライズドEPICダブルサスからスコットのスケール30フルカーボンハードテールフレームにXTコンポを組み付けた超軽量マシンで挑戦。国内屈指のがれ場をサスペンションなしのハードテールをどう乗りこなすかが今回の課題だが取り合えず下りはゆっくり上りはその軽さ(総重量10kgそこそこ)を生かして積極的に踏むことにした。

日曜日の早朝、心配した雨は降っていないが西の空が暗い。多分雨になるなって感じだった。のんびりとスタートラインに向かったため970人のエントリーがあるらしいが900番目ぐらいからのスタート、目標100番以内なのでスタートから大渋滞に巻き込まれると大変だなーと思いながらスタート後のリエゾン区間8km(先導車を抜けない)で積極的に前に出た。道幅いっぱいに広がった自転車をよけながら少しずつ前に出た。一緒に出場した先輩は過去に6時間25分前後で走っているので付いてゆく予定だが大渋滞の林道で後を追うのはなかなか難しい。かなり積極的に前に出る先輩を必死で追う。ところが最初の下り坂であっさりと先輩を抜きその後ゴールまで先輩を見ることは無かった。かなりひどいガレ場もカーボンの振動吸収性と低圧気味にセットしたチューブレスタイヤが見事に振動吸収しかなりソフトな乗り心地だ。ここからひたすら長い上り坂と極めて高い緊張感を強いられる下りが延々と続く。時折振る雨はかなりきつく林道には小川が出来るほどだ。さあ今順位的にはどこら辺を走っているのかさっぱり判らない。

1時間43分CP1を通過。誰も休憩している人はいなかった。僕も休憩無しで走りぬくつもりだったのでそのまま通過。その時80位ぐらいという声が聞こえた。970人中80位?結構大勢の人たちを抜いたみたい。ここから俄然漕ぎにも力が入り1分1秒を惜しんで漕いだ。

3時間28分CP2を通過。順位不明。CP1~CP2区間を1時間58分で通過していたの13分早い。いい感じだ。
4時間26分CP3を通過。順位不明。去年より3分早い。ここまで来ると後1時間。

ところがCP3からゴールまでのコースが去年と違っていたために中々2つの大きな峠を越えずひたすらと延々と登りが続いた。去年より長い登りを終えるともうゴールへは下りしか無いはず。下りは慎重にスピードコントロールしながら降りたが、ヘアピンで転倒。転倒したショックで左足ふくらはぎが攣った。この世のものとは思えない激痛に顔をしかめていると偶然目の前で休憩していた人が助けてくれた。転倒した瞬間はここで終ったと思ったのに気づいた時にはもうすでに自転車に乗っていた。左腕と小指、左足から出血しているのが見えた。左手の指はしびれてあまり感覚はなかったがここまで良いタイムで走っているのでここでリタイヤするわけにもいかない。ゴールまでの下りを必死で走った。

5時間31~32分ぐらいでゴール。係員に順位を聞いたところ100位以内ですよだけ。

心配したハードテールも問題無く乗りこなせた。コースが変更になったので単純に去年とは比較が出来ないが良く走れたとおもう。ただハードテールはゴールしてから腰の激痛がひどい。お金があればやはり軽量ダブルサスがいいのかも・・・・。

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